再会4 ページ8
ドラゴン「A、この間の国の報告書が一枚抜けている。」
報告書のチェックをしてもらっていたら
ふいにそんなことを言われた。
「えっ？出るときは確かに…あ…」
全部揃っていたと言いかけて思い出した。
サボにぶつかったんだった。
彼から早く離れたくてろくに確認してなかった。
ということは彼が持っている可能性が高いわけで…
ドラゴン「どうかしたのか」
「ここに来る途中で人にぶつかって…
もしかしたらその人が持ってるかも」
ドラゴン「誰だ？」
なかなか言い出さない私にじれたドラゴンさんに
促されて渋々、参謀総長と答えた。
もっとねばれたら諦めてくれたかもしれないけど
二人っきりの空間でドラゴンさんの圧に耐えるとか無理。
怖すぎる。
ドラゴン「丁度良かった。」
？ 丁度良かった？
どう意味だろう。
どことなく嬉しそうなドラゴンさんに質問しようとしたとき
扉がコンコンとノックされた。
いつもは人払いしているはずなのに…
誰だろうと見聞色を使うと
扉の外にいるのはコアラとサボだった。
ドラゴン「サボが拾ったのなら必ず持って来るだろう？」
「…契約違反なんじゃないか？」
逃げ出すこともできずに
せめてもの抵抗として覇気をぶつけるも効果がなさそう。
ドラゴン「どうしても必要になってな。」
悪びれもせずそう言うと
扉に向かって入れと声をかけた。
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毬莉 - えっ？終わりなんですか！？続き楽しみにしてますよ！先生の作品気に入って自宅で叫びながら読みましたから！もう最高です！ (2020年8月10日 11時) (
レス) id: 6812348321 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年1月17日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷梨和真 x他1人 | 作成日時：2019年9月28日 0時
