昔の話5 ページ26
学校からの帰り道。
それは突然だった。
黒い車が私の横を通りすぎて
少し先で止まったと思ったら、
強面の男の人が出てきた。
男「嬢ちゃんか。変な眼を持ったガキってのは」
「…！」
声をかけられた瞬間
思わず駆け出していた。
とにかく走ってどこかの公園に入った時、
前に回り込まれて逃げ道を塞がれた。
男「大人しく捕まれ！
傷がついたら値段が下がるだろ!!!」
そう言いながらナイフを私に向けてきた。
怖くなって足がすくむ。
後ろに下がりたいのに動けない。
誰かを呼びたくても声も出ない。
その間にも男はゆっくり近づいてくる。
遠くには人がいるのに…
こっちには気づいてるはずなのに…
誰も助けてはくれない。
どうしよう…誰か…お兄ちゃん!!!
そう心の中で叫んだ時
兄「Aから離れろ!!!」
肩で息をしながら汗だくの兄が現れた。
「お、お兄ちゃ…」
兄「大丈夫だ。絶対に助けてやる。」
笑う兄を見てもう大丈夫なんだと安心した。
いつも通り守ってくれるんだって。
私を守るように男と向かい合う背中を見つめてた。
だから…
「!?…い、いやっ!!!」
背後から来てた男の仲間に捕まって。
兄「A?!どうし…―」
私の声で振り返った兄はナイフで刺された。
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かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反なので。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年6月4日 20時) (
レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月4日 19時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷梨和真 x他1人 | 作成日時：2019年6月4日 18時
