昔の話 ページ22
泣き始めてどれくらい経ったのか分からない。
でも永遠に出るんじゃないかと思った涙も
いつの間にか出なくなってた。
「…もう大丈夫。離して。」
そう言ったのにロジャーは離そうとしない。
それどころかさらに力を入れていく。
待って…苦しい。
体がミシミシ言ってるんだけど？
いや、マジで
「離せや!!!」
ﾛｼﾞｬｰ「ぐはッー」
思わずロジャーのお腹にグーパンチを
入れてしまった…覇気付きで…
ﾛｼﾞｬｰ「A…お前…」
ロジャーはお腹を抑えて悶絶してるし。
さっきまでとの差がありすぎて
何だか残念なものを見る目になってしまった。
なんか調子狂うな。
「で、結局何がしたかったの？」
質問してみれば
ロジャーはゴロンと仰向けになって
大の字で寝そべり始める。
床をペシペシ叩いてるからここに来いって
ことなんだろう。
言われた通りに横に座った。
さすがに寝転ぼうとは思えないし。
ﾛｼﾞｬｰ「壁をつくる理由だ。
昔、何かあったんだろう？
それを聞かせてくれないか？」
一人で抱えるよりは気が楽だぞと
ニカッと笑いながら言うものだから。
毒気を抜かれる。
この人になら話してもいいかな。
「僕…私ね。本当はこの世界の人間じゃないの。」
ポツリポツリと昔の話を始めた。
もう何年も前の昔の楽しかった頃の話。
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かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反なので。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年6月4日 20時) (
レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年6月4日 19時) (レス) id: b946a130ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷梨和真 x他1人 | 作成日時：2019年6月4日 18時
