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(ここは・・・・・？)
Aが気づくと視界、というか真っ暗な空間の中だった。
周りには誰もいない。
何もない。
(怖い・・・・・・誰か、誰かいないの・・・・・・？)
初めてと言っても過言ではない感情だった。
今まで、怖い物語を読んでも、Λの破壊計画を立てている時も、鬼と対峙した時も、怖いなんて思った事はなかった。
Aはゆっくり歩き始める。
歩み続けるだけで、暗闇に飲まれていくような感覚になる。
それがどうしても気持ち悪い。
そして、余計に恐怖を感じさせた。
心なしか、どんどん寒くなる気がする。
その時。
くい、と着ていたシャツの裾が引っ張られた。
声も出ないくらいに驚く。
怖い。
振り向けない。
誰だ。
こんなに真っ暗の所で誰だか分からないのに。
だが、誰かを、特にステラを呼び止める時にその行動をするのは、Aの中では1人しか思い浮かばなかった。
「・・・・・・・レイ？」
振り向いた先に居たのは、暗闇で微笑む、姿の変わらない、想い続けていた愛しい人だった。
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フィルア(プロフ) - 道端のマカロンさん» コメントもご指摘もありがとうございます・・・・！修正させていただきます！！完結まで見守っていていただけると嬉しいです！ (2021年11月18日 14時) (
レス) id: 12393e8720 (このIDを非表示/違反報告)
道端のマカロン(プロフ) - 一気読みして、お気に入り追加させていただきました！次の投稿楽しみにしています！それから、｢ミネルバ｣ではなく｢ミネルヴァ｣が正しい名前ですよ〜(´▽｀ ) (2021年11月15日 18時) (レス) id: 785eafa2ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フィルア | 作成日時：2021年10月5日 17時
