友達の作り方 (ページ3)

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厄介な我が主ページ3

イアソン視点

俺には最近苦手なものが増えた気がする。

勿論、最前線に出たりする事も嫌いで
メディアも苦手ではある。

だがそれより一番何が厄介かと言うと

「イアソン、周回手伝って」

この女(マスター)だ。

なぜ厄介なのかと言われれば
コイツは天然タラシだからこそ厄介なのだ

この間なんて誰に唆されたのか

俺の事を本当は馬なんじゃないかと言ってきたりした

そんな訳があるか。

ともかくあの阿呆は人をいとも簡単に信じ込む
だからこそ俺やどこぞの弓兵も目が離せなくなってる

オマケにアイツはとんでもない病付きと来た

アスクレピオスやダ・ヴィンチ、ナイチンゲールは
「気をつけろ」と忠告はしているが

あの馬鹿の事だ、どうせする筈がないだろう。

だからこそオレ達サーヴァントが見張らなくてはならない羽目になる。

なんとも面倒臭いことだ。

「はぁ、周回についてはまぁ良いとする。
だがくれぐれも私を最前線に出してくれるなよ。」

「うん、ありがとう。」

だが、コイツの采配は悪くはないと思っている

そこだけは認めてやろう

なんだかんだ、私達は相性がいいのかもしれないな

そう、思っていたが

「イアソンには最前線での戦いを頼むね」

やはり、前言撤回だ

このマスターと私との相性はとても悪い。