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「あんたってこんな熱い系のキャラだったっけ……」
「うるせぇ！今俺は同類を見つけて興奮してんだ！」
「同類って………、あんたと一緒ってのは癪だなあ。
獄寺は確か、お姉さんのポイズンクッキングがトラウマなんでしょ……？
私にはね！隠された辛い過去があるの…！
あの時ああしていればあんなことにはならなかったのに…！
あれ以来私は友達と本気で戦うことにトラウマを抱えているの」
隠された辛い過去とか特にないけれど、獄寺の話に上手く合わせる。
恐らくリボーンの作り話だ。乗らないと不自然であることに違いない。
「あれとかあのとかばっかじゃねーか！！」
ボカッと頭を殴ってきた獄寺。
これが日常だったと思うと、何だか笑ってしまった。
「ふっ…、あははっ！！
獄寺ってウザいしうるさいけど、何だかんだ言って好きだよ！！」
「はあ？」
獄寺にその言葉を送り、リボーンの元へと向かう。
背後から獄寺のとぼけた声が聞こえた。
「リボーン、有難う。誤魔化してくれたんでしょう？」
「ああ。これを言うのは俺の役目じゃなくてお前のだかんな」
彼の言う"これ"というのは、短命の呪いにかかっているということだろう。
一度くすりと笑い、私はリボーンの頭をぽんぽんと撫でた。
「さわんな」
グーで思い切り殴られましたわ。
女子にする行為じゃない……おそろし。
ツナがリボーンにガタガタと震える気持ちが、今何となく分かった。
＊＊＊
殴られた頭をさすりながら、私はツナの元へと歩を進める。
彼はだらしない顔で寝ており、時々寝言すら聞こえた。
「おーいツナー。そろそろ歩き始めないと！まだまだ道は長いよー」
寝袋の上から軽く揺すると彼は唸り、ゆっくりと瞼を持ち上げた。
太陽がまぶしいのか、腕で目元を隠し目を細める。
「…起きた？」
ツナの顔を覗き込むと、寝起きの彼と目が合った。
虚ろな瞳は徐々に光を取り戻していく。
意識がはっきりしたのか、ガバッと起き上がり私の両肩に手を置くツナ。
「A、調子は！？」
「え…？だ、大丈夫だよ？」
あまりに焦った様子だったので、少し戸惑った私。
私の返答に安心したのか、ツナはそっと手を放して息を吐く。
「…良かった、Aが無事で」
へらっと笑いながら言う彼に、ぎゅっと締め付けられる心臓。
超死ぬ気モードのカッコいい彼も好きだけれど、ヘタレで優しい彼も好きだ。
ツナに1度笑いかけ、私は立ち上がった。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - なっちゃんさん» いや、どっちぃー！！(ガーン)なるほど。そういうことですか！納得しました！いえいえ、ただ単に気になっただけですのでお気になさらず。あと様付けもやめてくださると(((( (2020年3月25日 0時) (
レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - 愛鞠_あいまり_さん» そんなに前から……。感激です涙が止まりません！（泣いてない）実は宇宙の炎、外からの衝撃には強いのですが、内から来るものには効かないのです…。（病気、けが、呪いなどなど）愛鞠様のおかげで設定を見直すいい機会ができました！有難うございます(^^)/ (2020年3月24日 22時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 4年前から愛読しております。こんなに経ってるのに初コメですみません。ふと気になったのがありまして、宇宙の炎が無効化なら呪いを無効化できないのかなって思ってしまいましたww (2020年3月21日 20時) (レス) id: ef3cf9b79e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年1月13日 23時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - りんさん» 時間ができたときは書いていきますね！はあっ…そのようなお気遣いまで！りん様もお体ご自愛下さい(^^)/ (2020年1月13日 23時) (レス) id: 0a80c5c44f (このIDを非表示/違反報告)
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