面白い小説の書き方

キャラクターの登場の仕方 ページ9

小説では、登場人物が少ないものもありますが、多く出てくるものもありますね。

とりあえず、登場人物が多い小説の書き方について説明してみます。

出てくるキャラクターが多い小説は、最初一気にキャラを出してしまうより、少し散らばって出てきた方が良いと思います。その訳は、

1、人物が一気に登場すると、誰が誰なのか整理しにくくなる。
2、最初にキャラクターをいっぱい出しすぎると、初めの方にネタがつまってしまう。そのため、後からスランプに陥る可能性がある。

＜例＞

「初めまして。あたし、吉田ミク。よろしくね!!」

「君が直子ちゃん？ 僕の名前は神崎隼人。よろしくね。」

「私は木瀬由布子よ。」

「あたいは要。斎藤要だよ!!!!」

「…藤堂悟。」

このように、人物を一度にたくさん登場させてしまうと、一人一人の存在があやふやになってしまいます。

なので、最低でも2話は空けて、人物を散らばらせて出してみてはいかがでしょうか。その2話の間には、一人ずつエピソードなどを書いていくと良いと思います。


一気に登場させるなら何人まで良いの？ やっぱり一人じゃないとダメ？

と思った方もいらっしゃると思いますので、一応言っておきますと……
2人までだと思いますね。でも、これはあくまで参考にして頂くだけで結構です。強制しているわけではありません。私の考えですので。

作者から読者の皆様へ→←回答コーナー (1) 3月18日追加

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