星屑が70あまり3つ ページ26
放課後
『さて、明日の講義は…』
Aは机で資料をまとめながら内容を考えていた。
その上ではふよふよとティエラが興味津々に漂っている。
［A、A
見てみて！ふふーん！！！］
ドヤ顔してクシャクシャで何を折っていたか分からない紙を見せるティエラ。
それを見てチャルはパシパシと叩いてつぶす。
［あー！ボクのが！！！
ばぁーかぁー！］
と、泣きながら消えて言ってしまった。
ダメだろうとチャルにお灸を据えるAにぷいっとそっぽを向いてしまった。
おやおや、と少し困ったように笑い荷物をカバンに詰め立ち上がる。
『帰るとするか、』
それを聞いたチャルは方に飛び乗った。
寮へ帰れば20歳ぐらいだろうかそれぐらいの男性がたっていた。
Aは珍しく目を見開いた。
［よぉ、A久しぶりだな大きくなったか？］
コツコツと足音を立てながらAに近づき錆た枷の着いている手で頭を撫でた。
Aは内心驚きつつも頷く。
『何故、貴方が此処へ？
ノーム…』
少し落ち着きを取り戻しシルキーにお茶を出すように頼むA。
Aは談話室へ向かい椅子に座った。
『所で…何故、四大精霊最強とも謳われるノームが僕の所へ？』
シルキーはことりと机に琥珀蜜入のアールグレイをノームに出した。
ノームはシルキーに向かい大きくなったなぁと感心しアールグレイを飲む。
［バラの精霊から聞いたぜ
オーバーブロッドを止めたらしいな…］
その途端、空気がピリついた。
Aも飲んでいた手を止め目線だけノームに向ける。
ノームもAを見つめる。
その空気は少しのあいだ続いた。
『止めるのは当たり前だよ。
僕の可愛い生徒だからね。』
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ハル - 「星屑が60あまり2つ」の話がグリムのとこ見にアンパンになってますよ！作品好きです！これからも更新頑張ってください！ (2022年3月4日 7時) (
レス) @page16 id: 43d8360e57 (このIDを非表示/違反報告)
エル - 面白いです‼これからも、頑張ってください (2022年1月28日 20時) (レス) @page3 id: c5e23189c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2022年1月28日 19時
