108話 ページ13
ネロ｢主食は？パンは食えるのか?」
リケ「パンは食べれます。」
ネロ「わかった。」
ネロは魔法を使わずに、手際よく 調理器具を使いこなして料理を始めた。
キッチンに小気味良い音が響いていく。
さっとした見事な手さばきは頼もしくまるで、楽器の奏者や、ダンスのようで 見ているだけでわくわくした。
Aはさすが料理人と心の中で感嘆をこぼした。
ネロ「はい、お待ちどうさま。
さっき焼き上がったばかりだから、パンもまだあったかいよ。」
リケ「……」
ネロ「どうした?」
リケ「あたたかい料理なんて、 食べたことないです......。」
ネロ「はあ?
どんな暮らししてたんだよ。 いじめられてたのか?」
リケ「いいえ。 大事にされてました。」
ネロ「ふうん。 大事な人に冷たいご飯なんて、俺なら出さないけどね。」
リケ「いただきます。」
ネロ「はい、どうぞ。 とにかく、パーティやパレードなんて、 俺としては絶対にお断り・・・・・・。」
リケ「…美味しい……。」
ネロ「ん? あはは。そうだろ、 そうだろ。」
リケ「……こんな美味しいもの、生まれて初めて食べました......。」
ネロ「……」
リケ「口の中が天国になったみたい…。 本当に美味しい……。
ありがとうございます、 ネロ。」
ネロ「どういたしまして。」
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雪女 - 更新楽しみにしてます (3月6日 19時) (
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (11月20日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (11月19日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新楽しみに待ってます！ (11月17日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (11月16日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ういろー。 | 作成日時：2023年10月21日 21時
