106話 ページ11
『あ、パンなくなっちゃった。ネロおかわりある？』
Aはカゴの中に入っていたパンを全て食べていたようでネロは驚いて目を見張った。
本人はまだ食べ足りないようでおかわりを要求する。
ネロ「は、もう無くなったのか？」
『だって美味しいもの。』
ネロ「食い意地張ってるな…」
『美味しいものを沢山食べたいのはヒトとして当たり前だ。
そういえば、どうしてパレードに出たくないの？
料理屋をしていたなら、人前には慣れてるんじゃないの？」
ネロ「人間のふりをして店を開いてたんだ。
魔法使いの飯屋なんて、よっぽどの物好きか魔法使いしか来ないよ。
魔法使いだって名乗った途端、憧れられたり、羨まれたり、 疑われたり、煙たがられたり、 怖がられたりする。
そういうの、もう疲れたんだ。」
『ふーん。』
ネロ「あんたが聞いたのに興味無さそうな反応だな」
『いや、興味持ってるよ、ほら。顔をよく見てよ興味あるって書いてある』
ネロ「いーや、持ってなかったし、書いてないぜ。」
ネロに微かに鼻で笑われた気がしたAは、少しむくれた。
その様子にネロは、子供だなと笑ってAの頭を無造作に撫でた。
『ちょ、髪の毛が！ていうか、私は子供じゃない！』
頭を撫でられるAは満更でもなさそうな顔をしていた。
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雪女 - 更新楽しみにしてます (3月6日 19時) (
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佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (11月20日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (11月19日 0時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新楽しみに待ってます！ (11月17日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - 続きを早く見たいです! (11月16日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ういろー。 | 作成日時：2023年10月21日 21時
