1話 ページ3
『不味いぞ…』
少女は書類とにらめっこしながら眉をしかめる。
机の下に埋まっていた書類は今日中に書記官に出さなければいけない代物だったのだ。
『書記官の定時まであと1時間…終わるよね多分』
急いで書類に取り掛かりやっとのこさで終わり定時まで残り5分となった。
少女は走り、エレベーターへと乗る。
『はぇ〜、疲れたぁ。』
書類を抱え息を整え、顔を上げた。
『え、改装するって言ってなかったよね？』
エレベーターの内部の構造は変わり果て、アンティーク調になっている。
すると、声が聞こえてきた。
「ようこそ賢者様…」
少女の目の前には帽子が浮いている。
目を点にして帽子を見つめた。
ムル「私は西の魔法使いムル。行先は〈大いなる厄災〉によって、壊れかけた世界。
お会いできて光栄です。愛しい賢者様」
そう言って帽子から現れたムルという男性はお辞儀をした。
そして、それに頭が追いつかない少女。
『ちょ、ちょっと待って！』
けれどムルは彼女の言葉に耳を傾けることなく喋り始めた。
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の〜さん（旧もこ）(プロフ) - コメント失礼します！私原神と、魔法使いの約束のキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです！出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2月26日 14時) (
レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
青空 - 10話のあんたが一緒に来てくれ？の所が「あたん」が一緒に来てくれになっていませんか？ (2月1日 15時) (レス) id: 063f05698f (このIDを非表示/違反報告)
ななし - いっぱい探しても出てこなかったんです！このクロスオーバー！ほんとにありがとうございます！ (10月7日 21時) (レス) id: d4803e7ae5 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新楽しみに待ってます！ (10月6日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉紗南 - ドキドキしました!更新頑張ってぐださい！楽しみに待ってます! (10月5日 23時) (レス) id: 15080ca098 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ういろー。 | 作成日時：2023年9月26日 20時
