フィールドに降り立つサッカー少女 ACT 1【オリオンの刻印】 (ページ45)

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45話最悪なエンカウントページ45

向かっている途中に誰かとぶつかった。

「あ、すみません。……！？！？」

「！お前は…」

待ってなんで、こんなエンカウント要らなかったよぉ。
ホントに

神がいるならこの世界恨んでやる。

「えっと、ペクさんでしたよねレッドバイソンの。」

なんか睨まれてる？
わたし、変なことしたかな…

彼の目をじっと見つめるとなにかに怯えたような目をしていた。

「ソクさん大丈夫でしたか？」

話の切り口が見つからず彼の話を思いきってしてみた。
地雷だったらどうしよう。

「目の前で見てただろ…
完全にトドメさしたの俺だぞ」

ですよねぇ
あははは…

「それもそうですけど、何か焦っていたように思えて…」

ダメだこれ以上深堀するな
私の頭がそう言っている。

でも、

「お前には関係ない」

「そうですか。」

話繋がんねぇよ。
コミュ障舐めんじゃないわよ…

心の中で涙をまた流す。

「それでは…」

私はペクさんにお辞儀をしそのまま通り過ぎた。

「＿＿＿＿」

「！」

通り過ぎる時、ペクさんの口からとんでもないことが聞こえてきた。

それと同時に首に青い刺繍のような物が気になったけど、本当に深堀したらダメな気がしたから考えるのをやめた。