フィールドに降り立つサッカー少女 ACT 1【オリオンの刻印】 (ページ33)

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33話必殺技、私も欲しいやページ33

どうやら今から新しいタクティクスを使うらしい。
氷浦くんからのパスを鬼道さんが受け取っていく。

とうとう日本の反撃にはいるんだ！

「これが日本かｯ…」

「必殺タクティクス、柔と剛」

鬼道さん達から灰崎へとパスを繋いでいく様に目が離せない。
なるほど敵を引き付けることで前線へ安全にパスをするこれが、柔と剛。

灰崎が後方に豪炎寺さんが前方に置くことで、誰もが触れずに豪炎寺さんに力強いパスが届いた。

「なんだあのわざ！」

剛陣さんはたって驚く。私もその必殺技が目が離せなかった。
新しい必殺技…

「ラストリゾート！」

ラストリゾートの威力はベンチからでもわかるとてつもない威力のシュートだ。

ゴールに近づくにつれ威力が増していく。

そして、韓国のゴールネットを揺らした。
会場全体に完成に包まれる。

もちろん嬉しいよけどさぁ

「ねぇ、やっぱり必殺技ってこの大会出るなら必要になるかな…」

「何言ってんだ、普通に考えればここに出てるやつは技の一つや二つあんだろ」

「……だーよねぇ。」

フィールドにいるみんなは豪炎寺さんに寄ってハイタッチなどをしている。

楽しそー。

まぁ、ベンチも騒がしいけども。

「＿＿＿＿」

何かペクさんがフィールドの誰かに呟いているのを見たが、何を言っているのか分からず首を傾げた。

「どうしたでゴスかAさん」

「あ、おぉ、ゴーレムくん。なんでもないよ…」

何か嫌な予感がするのは気のせいだと信じたい。