30話 その勝負、降ります ページ30
NOside
Aは昨日の夜を振り返った。
「1つ勝負をしようよ」
少年はAを睨みつけながらボールを足元で遊ばせる。
Aが笑顔で放った言葉に腹を立たせたのだろう。
「勝負？」
ヘラヘラと笑うAが問う。
どうやら少年こと無敵ヶ原富士丸からボールを奪い取るというゲームらしい。
「俺たち6人に対して1人？」
タツヤくんは不服そうな顔をする。
「え、私パス。」
「なんでだよ」
「不動くん、悪かったそれは謝る。だけどコレとそれとは別だよ。
私女の子だし、サッカー経験者のみんなの足を引っ張っちゃうからね。」
Aは申し訳なさそうにみんなより一歩後ろに下がった。だが、A本人は申し訳ないとは一切思っていなかった。
「(やりたくないなぁ面倒くさそう
私ってこういうのって苦手なんだよねぇ)」
Aはすぐそこのベンチに座りみんなを見ないように下を向いた。
どうせ一方的なやり合いだから。
怖いから。
「(私は大丈夫…)」
Aは自己暗示をした。
31話 やっぱり、勝負やらせて→←29話 OK Go〇gle サッカーとは
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ゆき(プロフ) - この小説私が好きなブルロ要素あってマジ好きです😭✨夢主ちゃんのイメ画めちゃ好きです🥲💕 (3月12日 16時) (
レス) id: 08845739b4 (このIDを非表示/違反報告)
世羅(プロフ) - 面白いです。頑張ってください (8月29日 15時) (レス) @page17 id: ff30a51e0f (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (8月28日 16時) (レス) @page7 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ういろー。 | 作成日時：2023年8月27日 23時
