21話 ショタとエンカウントなう ページ21
「早く帰って音寧と寝落ち電話したい〜。」
うわぁ〜と駄々を捏ねていると、氷浦くんの「危ない」という声が聞こえ反射的に目をつぶり覚悟を決めた。
が、一向にボールがぶつかって来ない。
目の前には氷浦くんがボールを蹴り返した。
うわ、かっこよ。
場違いなのは分かってるがわかって欲しい。これは言わば乙女ゲーのスチルと同じなんだ、左右に男がいなければの話。
「誰だ！」
氷浦くんの鋭い声が公園中に響いた。
「あ〜、そこにいるのは、テレビに出てた日本代表の皆さんじゃないですか。」
蹴り返されたボールは少年の足元にころがった。
そのボールを自由自在に操りリフティングを片足で行う。
「お前誰だ？」
不動くんは睨みをきかせる。どこかのチンピラよりかは様になってる。
「僕、どこから来たの？家出少年か何か？
ボールは人に蹴ったら行けないものって習わなかった？」
少年の目の前でかがみ、にこやかに話しかけてみるが無視される。
おい、少年よこの国の言葉に［仏の顔も三度まで］という言葉があるんだよ？
もう一度聞こうとした時、私は嫌な予感がし反射的に避けた。
22話 私の後ろにいるやつは…死ぬぜ→←20話 監督は腹下しやがれ
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ゆき(プロフ) - この小説私が好きなブルロ要素あってマジ好きです😭✨夢主ちゃんのイメ画めちゃ好きです🥲💕 (3月12日 16時) (
レス) id: 08845739b4 (このIDを非表示/違反報告)
世羅(プロフ) - 面白いです。頑張ってください (8月29日 15時) (レス) @page17 id: ff30a51e0f (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (8月28日 16時) (レス) @page7 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ういろー。 | 作成日時：2023年8月27日 23時
