フィールドに降り立つサッカー少女 act2【オリオンの刻印】 (ページ30)

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80話顔文字･読む･絶対ダメページ30

［おっーと、ここでA選手が初ゴールを決めたァ！
相手のゴールキーパーを吹き飛ばすシュート、なんて言う威力なんだ！］

なんて言うけど、私も実際びっくりです。
ホントごめんなさい。

1度みんなで集まった。

「すごいじゃないか！あんなシュートが打てるなんて！」

など、みんなから賞賛される。

褒められるがホントこの間打てるようになったばかりなんです。

いつもならダイレクトシュートしか打てないんです。
なんて、心の中で謝り、小さくなる。

「にしても、どうしてボールを奪えたんだ？」

「え、いや…」

奪うつもりじゃないと言えば軽蔑されそうだし…

事の経緯を省くため、結論だけ伝えることにした。

「えと、顔が怖くて目をつぶったら何か奪っちゃいました…」

最後は消極的になり声が小さくなる。

そのとき、イレブンバンドにメッセージが送られてきた。

「目を閉じて、チュウ」

え、顔文字まで読んじゃうの？
私はびっくりして鬼道さんを綺麗に2度見した。

後ろでは灰崎が怒鳴ってる。

皆はベンチに目を向けた。そこにはとても綺麗な女性がたっていた。

そのとき、鬼道さんは

「敵が妙な動きを見せたらすぐに”目を閉じる”んだ！」

と指示された。
おぅふ、目を閉じるできるかなぁ