38話 ページ39
そこは見慣れないベッドの上。
「こ、こは…」
「あら、目が覚めたのね。ここはパレメルモニアの医務室よ。」
「医務室…」
「あなた、3日も寝込んでたのよ。体調は大丈夫?どこか痛いとかない?」
Aは3日たったということに驚く。
そして、体の上半身を起こし、手をぐーぱーと動かす。
特に異常はなく首を振った。
「(疲れた…)」
けど、疲労感は取れない。
「疲れているみたいね。ちょっとまってね疲れの取れる飲み物…」
「所で貴方は?」
「あ、自己紹介忘れてたわ。ウチはシグヴィンよ。メロピデ要塞の看護師長をしているの。
はい。」
自己紹介をしながら何かわからない、少し毒々しドリンクを貰う。
Aは少し顔を顰め、一気に飲んだ。
「…うっ(苦い…)シグヴィンさんご馳走様でした。」
Aは急いでそのコップを置いた。
シグヴィンの姿を見ると、人に見えるが所々違う。
メリュジーヌなのだろう。
「ヌヴィレットさんからは聞いてるわAちゃん。そんに畏まらないで、リラックスしてね。」
Aは驚いた。
さっきの夢のせいで少し警戒心を持ち、それを彼女に隠していたはずなのだが気づいた。
反射的に返事をして、肩の力を抜くことにした。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時