2話 ページ3
「なぁなぁ、A。水神ってどう言うやつなんだ?」
「フォカロルス様ですか?」
「うん。」
「そうですね、フォカロルス様は凄い人ですよ。なんてたって正義の象徴なんですから。
フリーナ様は大変子供っぽい所があって可愛らしいくあどけない時もあります。」
Aはふふっと笑う。その姿に2人は見とれる。
「……思ってたけどAって美人さんだよな」
「私もそれ思ってた。まつげ長いし、肌白いし…」
「っ、おふたりとも照れるのでそれ以上は…」
「(か、かわいい!)」
ふたりがそう思っているのはよそにAは早速あるきはじめる。ふたりもAの背中を着いていく。
「おふたりは知っていますか?エピクレシス歌劇場の事を、」
「ううん。知らない。」
「何だそれは?」
「この国の裁判の象徴する建物で、歌劇場というようにホールの役割もあるものなのです。
多分、おふたりには珍しいと思いますがここの人達は審判を歌劇の様に見るのが好きなの。」
「審判を歌劇に?」
「審判って深刻なものじゃないのか?」
Aの説明にふたりは首を傾げた。それはそうだ。
審判というのは事件の書類を読んだ上に、当事者から話を聞いた上で判決を降す。
そんなことを歌劇にみたてるなんて可笑しくみえる。
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ぴーや - 設定がちゃんとしてて没入できます!素晴らしい小説ですね! (2月3日 13時) (レス) @page1 id: 43fc0e4b8f (このIDを非表示/違反報告)
ういろー。(プロフ) - アメさん» コメントありがとうございます。自己満足で書いていた小説なので他の人にも嵌って良かったです! (1月5日 13時) (レス) @page8 id: f9259051cc (このIDを非表示/違反報告)
アメ(プロフ) - 崇拝少女ちゃんとフリーナちゃんの絡みがとても楽しみです!!小説読みやすかったです!無理なさらないように更新頑張ってください!! (1月5日 0時) (レス) @page6 id: a56aa03733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういろー。 | 作成日時:2024年1月4日 1時