_ ページ16
『あ…え、っと、はい…
大マハマトラ様がこんな場所で何を』
相変わらずのポーカーフェイスで手を差し伸べたセノがいた
その手を取って立ち上がったAは前と同じように役職名で彼を呼んだ
喧嘩しているわけではないとは聞いているものの、姉弟間でのその呼び方や喋り方は
私とパイモンの顔を引きつらせるのには十分だ
「…ここ数日スメールシティやオルモス港など人の住まう地域にキノコンやリシュボラン虎が入り込んで悪さをしているという通報が相次いでいる」
『まさか、あの子たちはそんなことしない!』
「だが事実シティ内で襲われた人もいる
今は警備を固めて備えているが問題が起きているのなら根本を叩かないと何も解決しないだろう、だから意見を聞きに来た」
『なんで私に…』
「ティナリが…お前、の方が適任だと」
『…少し待っていて』
近くの木に寄ると幹に手を当て、目を閉じたA
しばらくすると勢いよく顔を上げスメールシティのある方向に目を向けた
『原因になるのかはわからないけど
スメールシティの南西に覚えのない秘境がある』
「その情報は確かか」
『私の情報はこれしかない
信じるかどうかはあなたに委ねる』
「そうか」
礼を言う、それだけ告げてセノは去って行った
と共にその場に崩れ落ちるA
「A!?」
86人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夢唯(プロフ) - 推しが尊い国民☆さん» コメントだけでも嬉しいのにめちゃかわ言ってもらえてめちゃ嬉しいです!番外編までありがとうございます〜かわいく書けるよう頑張ります! (2023年2月15日 14時) (レス) id: 2968a8730b (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!可愛い……かわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!え、めちゃ可愛いです……!!!!!!!ああああ!!!!!!!番外編も読んでます……めちゃかわでしたぁぁ!!!!!!! (2023年2月15日 8時) (レス) @page25 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夢唯 | 作成日時:2023年2月2日 14時