NEW LIFE -ybhk-

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やっぱり、宏太の顔を見るのは恥ずかしくて...
ずっと景色を見ていると、宏太が後ろから抱きついてきた。



「ひやっ」



「はは、ごめんごめん。...二人きりだし、しばらくこうしてちゃ、だめ？」



「ん..」



「ほら、こっち向いてよ」



「...」



「おーい、光？ひかるさーん」



ずっと名前を呼んでくれてるけど、この状況は慣れない。
やっぱり目を合わせられず、そっぽを向いていた。



すると、宏太の手が伸びてきて、頬を包まれ、無理やり宏太の方を向かせられる。



「ちょ..」



「やっと顔見れた。せっかく可愛いんだし、二人きりなんだし...俺の事見ろよ」



そして、軽くキスをされた。



...キスもちょっと久しぶりだな。



「...かっこよすぎから無理」



「っつ。もう、煽んなよ...」



「べ、別にそういうわけじゃないし」



「..色々持たないからもうあがろ。光ものぼせるぞ」



宏太はそういい、室内に戻っていってしまった。



「え、待ってよ〜」



それに続いて私もお風呂から上がることにした。

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