真実 ページ18
ー屋上ー
阿久津「先生何が知りたいんですか?」
九条「本当に阿久津さんが私を突き落としたんですか?」
きっぱりとはいと答えた阿久津だが目が泳いでいる。
九条「私のことが目障りだったそんな理由で人を突き落とすなんて、阿久津さんはそんなこと
阿久津「うるさいなぁ。そもそも我修院が」
九条「なんで我修院教頭の名前がでてくるんですか?」
九条の問いかけに阿久津は黙った
九条「阿久津さん答えと下さい。」
阿久津「勉強も、学校も、家族とも上手くいかなくてイライラしてつい九条先生を突き落としてしまいました。九条先生が目障りだったわけじゃない。あの場にいたのがだれでも私はきっと突き落としてた。」
九条先生を突き落としてしまって数秒後我にかえりかけだした時我修院教頭にぶつかってしまって私は正直に離したんです。先生はだまっていなさいとだけ私にいって何処かへいってしまいました。先生ごめんなさい。ゆるしてほしいなんていいません。全部みんなに話します。」
九条「わかりました。ありがとうございます。私は、あなたをゆるします。」
阿久津「なんで?」
九条「私は、あなたの先生だから。あなたが後悔しているのもよくわかります。けれど、我修院教頭をゆるすわけにはいきません。阿久津さん話してくれてありがとうございます。」
阿久津は納得いってない様子だったがひとまず我修院と話さないといけないので家に帰した。
ー九条ー
阿久津さんは嘘をつくコじゃない。しかし、我修院教頭はなぜわたしを?わからない。本人にきくしかない。はあ。先が思いやられる。
私には未来なんてもうないのに。
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作者名:チューリップ | 作成日時:2023年8月20日 20時