Ep1-8 ページ10
cn side
cn「確かにこの第２次試験、サバイバル能力と協調性がテーマだよ。表向きはね。
ただ、この試験……２次試験に限らず、実際に行われてるのは受験生同士の蹴落とし合い、バトルロワイアルなんだ。」
shp「別に試験の目的は受験生が軍にとって使えるか否かを確かめてるだけであって、受験生同士がどうこうって話じゃないと思うんですけど。」
cn「それがね、違うんだよ。知ってた？実は軍に入隊できる定員って決まってるんだよ。
今回は結構人数多かったからなぁ。ここは人が少ないから全然そんなことないけど、今頃中心部には強いモンスターがうじゃうじゃいると思うよ。
人数を調節するため、強いやつは生き残らして弱いやつを間引くために。」
会話に意識を集中させて、こちらの行動に意識を向けさせないようにする。
cn「ある程度人数を減らしたら出てくるモンスターも弱くなるし、そこを狩れば無事にこの試験に合格できる。
わざわざ強い敵を倒すよりも、油断してる味方を倒したほうがいいでしょ？
倍率も下がるから後の試験も楽になるしさ！」
話終わると同時に殴りかかる。が、避けられてしまった。
shp「……へぇ、良い作戦っすね、それ。
まあそういうことなら……俺も容赦せえへんよ。」
これで互いに戦闘態勢に入った。
さて、ここからどうし
『えーめっちゃいいこと聞いちゃった！』
予想もしていなかった声に驚き、思わずその声のした崖の方を向く。
そこにはさっき俺が蹴落とした女がいた。
cn「……なんでいんの？」
『壁に張り付いてた。』
shp「いやカエルか。」
『にしてもひっどいなー。
いきなり崖から突き落として、仲間はずれにするなんて。
せっかく仲良くしようとしてたのにさぁ。
まあ、協力しなくていいなら別にいいや。
……ボッコボコにしてあげるよ。』
cn「ハハッ正体表したねぇ！」
『こっちのセリフでもあるんだよねー、それ。』
三者鼎立、膠着状態。
いつ戦闘が始まってもおかしくない３人の間に緊張感が走っている。
そして、場が動い
ザッッパーーーーン！
突然、崖下の湖から大きな音が鳴った。
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
