Ep1-7 ページ9
Aside
cn「あっ、ちょっと待ってください！」
とりあえず森へ足を向けた僕とショッピをなぜかチーノは引き留めた。
cn「いやー実は僕ここの軍人に知り合いがいて、その人から聞いたことがあるんですよ。
この森でモンスターがいっぱい出現して点数稼ぎに最適な場所！
このまま闇雲にモンスターを探すよりもそこに行った方が効率的だと思いません？」
……え、めちゃくちゃ怪しい。
隣にいるショッピも同じことを思ったのか顔をしかめている。
まぁでも、
shp「いや、別に
『そうなんだぁ。それじゃ、行ってみよっかぁ！』
えぇ……」
cn「そうですよね！では案内しますよ。」
別に本当に話を信じたわけじゃないよ。
チーノにとって僕たちを騙すという行為になんのメリットがあるか気になっただけ。
さて、ここからどうするのかなぁ？チーノ君は。
チーノを先頭に森の中へ進んでいく。
ショッピも一応団体戦だから渋々、といった感じで僕の後ろをついて来ている。
森の中を観察してみる。
大分端の道を進んでいるのか他の受験生は見当たらない。
木にはポツポツ監視カメラがあって、あそこから受験生の動きを見たり違反行為をしていないか監視してるんだろう。
ふと前方が崖であることに気づいた。
『チーノ君？道、なくなっちゃったけどこっからどこ行くのー？』
cn「ほら、こっから崖の下覗いてみてください。面白いのが見れますよ。」
えー？なんて言いながら、言われた通り下を覗いてみる。
そして……体が宙に浮いた。
ーーーーー
cn side
無防備な背中に蹴りをかまして突き落としてやった。
cn「ハハッあいつホンマに騙されよったわ。」
shp「……何やってんすか。今の違反行為では？」
cn「んー？いやセーフでしょ。下は湖があったから落ちても死なないだろうし、そもそも別に受験生同士の戦闘行為は禁止されてないしね。流石に武器使ったらアウトだろうけどさ。」
shp「そもそもこの試験、協力がメインですよね。なんでそんな仲間減らすようなことを、」
cn「本当にこの試験って協力って必要？」
目の前にいるショッピは怪訝な顔をしていた。
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
