Ep1-2 ページ4
Aside
見てみたら、ガラの悪い男たちがこちらを見ていた。
mb1「チッなんで女がこんなところにいるんだよ。うわっ弱そー」
mb2「痛い目にあいたくなけりゃお家に帰りなよ。あっ送って行ってあげようかぁ。」
僕はじっと男たちを観察してみた。
……弱い。
ここまで来るまでに、ある程度の戦闘経験は積んできた。
だから姿勢や呼吸、気配などから大体の相手の力量は把握できる。
弱いなぁ、こいつら。弱すぎる。
でも試験前だし、なるべく問題になるような行動は避けたいなあ。
こういうのは相手の反応を楽しんでるだけだから適当に怯えたふりすれば満足するでしょ。
とりあえず謝って、そそくさとそいつらから離れた。
後ろからギャハハハという下品で耳障りな声が聞こえる。
あーあ、試験前じゃなかったらボコボコにしてたのに。
……ふと、視線を感じた。
探るような視線、気配は一応うっすらと感じるけど、うまく探れない。
気配の隠し方が上手いな。こいつは強い。
チラッと目線だけそちらの方へ向ける。
そこにはダクトがあった。
視線も気配もいつの間にか消えている。
久々の強者の気配に僕の心臓はバクバクとなっていた。
ーーーーー
???side
???「ハハッやるやん、アイツ。」
どうせ誰も気付けへんやろと油断はしていたが、それでも一応気配は隠してた。
でも、アイツは気付いた。こんなこと滅多にあらへん。
今年は期待できる。
胸を弾ませながら俺はダクトをくぐり抜けた。
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
