Ep2-9 ページ28
A side
sn「はい、終わったよ。」
手当が終わったみたい。そしてちょうどそのタイミングでドアが開いた。
トントン書記長だ。
tn「ぺ神、手当て頼むわ。」
sn「ん、じゃあそこ座って。」
トントン書記長は手当てを受けていた僕の存在に気づいて、申し訳なさそうな顔をした。
tn「あ、さっきの……A、やっけ？すまんなぁ、ゾム止めんの遅くなって。」
『いえいえ！それよりもさっきは助けていただいてありがとうございましたぁ！
ほんとに……トントン書記長が来てくれなかったらどうなっていたことか……』
tn「……はは、ほんまにまだ軽症で済んで良かったわ。ゾムに重傷負わされてそんままやめるやつとかも出てくるから困ってたんよ。」
それ！さっきも！聞いた！
どれだけヤバい人なんだよあの人は！
tn「今日、Aは遊撃隊に仮入隊したわけやけど、このまま本入隊……
『いや、別の部隊に入隊しようと思います。』
tn「……そっか。うん、それがええと思うわ。」
あんな部隊に入ったら命がいくつあっても足りないや。
別の部隊に入ろうと僕は決心した。
『手当て、ありがとうございましたぁ！失礼しまーす！」
医務室を出て、窓から外を眺める。もう日は沈みかけていた。
……今日はもう寝よう。
どの部隊に入ろうかなぁなんて悩みながら僕の部屋へと向かった。
ーーーーー
tn side
sn「ゾムが簡単にあの子を手放すとは思えないけどね。」
tn「……まあ、せやろな。」
さっきの戦いでのゾムの目を思い出す。
新しい玩具を見つけたと言わんばかりの興奮や期待が入り混じったあの目。
……Aには申し訳ないけど、他の部隊に入るのは無理やろなぁ。
tn「……ところで、あの、しんぺい神さん。」
sn「んーどうしたん？」
tn「さ、さっきからどこ触ってはるんですか？」
sn「……まあまあまあ」
tn「ちょ、あの」
…………
続く (更新停止中)
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
