Ep2-2 ページ21
Aside
幹部様３人は武器を構えた。当然訓練用のものだけど。
新兵たちは本当に幹部様に攻撃していいのか……？と困惑し、誰も動かなかった。皆周りの様子をうかがっている。
sha「ほら、来てええんやで。別に遠慮なんていらへんから。」
まあとりあえず……といった感じで前の方にいた新兵が幹部様に向かって剣を振った。ただ動きが遅すぎる。
簡単によけられて足技をかけられ、一瞬で地面に転がされていた。
kn「ほらそんなもんかぁ？もっとちゃんとかかって来いよ。」
rbr「こんなんやったら実力分からへんよ。もっと本気で来てや。」
挑発されて、新兵たちは段々勢い良く幹部様たちのもとへ向かっていった。
まあ、もれなく全員倒されているが。
『さてと、僕もそろそろ動きますか！』
気配を消しながら、僕も幹部様のもとへと駆けた。
ーーーーー
sha side
かかってくる新兵を次々にのしていく。
俺らは新兵の教育担当として毎年こうやって実力試しをしている。
今年はちょっとハズレやわ。戦闘能力自体はまあそれなりにあんねんけどなぁ。なんというか、動きが悪いわ。
今だってなんも考えんとただこっちに向かってくるだけ、もうちょい頭使って動けばいいのに。
ま、こっから指導してけばええやろ。
突然後ろから気配がした。見たら新兵が1人剣を振りかぶっている。
振られた剣を間一髪で避けた。
『ありゃ、今の当たんなかったかー。流石は幹部様ですね。』
俺の裏を取った。こいつやるやん。
sha「……お前、名前は？」
『Aって言いまぁす！覚えてくださいねー』
会話をしながらこいつの攻撃を避けて、他の新兵の相手もする。
「A……ああ、ゾムが言ってた奴か。」
『ああ、ご存知でした？嬉しいなっ……と。危なぁ。」
足払いをかけたが避けよった。やっぱやるなぁこいつ。
sha「……ええやん。ちょっと楽しなってきたわ。」
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
