Ep2「初任務」-1 ページ20
Aside
見慣れない天井。数秒かけてここが軍要塞の中だと理解した。
思いっきり伸びをして目を覚まさせる。
窓を見ればまだ日はほとんど出ておらず、外は暗い。
集合時刻の2時間以上前、当然チーノとショッピもまだ起きていない。
僕の朝は早いんだ。
棚から化粧品を取り出して、洗面台へ持っていく。
ちなみに僕が持ってきた荷物のほとんどがそれだ。可愛いは作るものだと聞いた事がある。
ま、もちろん僕はすっぴんでもかわいいけどね。
……よし、終わった。やっぱり僕は今日も可愛い。
そうしているうちに、チーノとショッピも起きてきた。ただ二人ともまだ眠いのかフラフラとしている。
『うわ、2人ともめっちゃ朝弱いね。』
cn,shp「うっさい……」
食堂で朝ごはんを食べてから訓練場所へと向かう。
既に多くの新兵が居て、前のほうには幹部らしき人が３人いた。
1人は前に会った人……コネシマさん。
だけどあと２人は分かんないや。
『ねぇ、あの人らって幹部様だよね。名前何だっけ？』
cn「噓やろお前……幹部の名前ぐらい把握しとけよ。
あの金髪の人が第１近距離部隊隊長のコネシマさん
赤のニット帽被ってんのが第２近距離部隊隊長のシャオロンさん
雑面付けてんのが遠距離部隊隊長のロボロさん
……覚えれた？」
『分かった！また聞くね。』
cn「こいつアホやわ。」
kn「全員集まったかー？訓練始めんで。」
集合時刻になってコネシマさんは声を出した。
kn「今日、というか今週のの訓練やけどまだ部隊決まってへんからな、とりあえず新兵全員合同で訓練してもらう。」
rb「来週からは君らの希望する部隊に入ってもらうからどこ入りたいかちゃんと考えとくんやでー。」
入りたい部隊か……まあ剣も銃も扱えるし、とりあえず派手に活躍できるところがいいなぁ。
そうなるとやっぱり近距離部隊？いや遠距離隊も捨てがたい。防衛隊とかもかっこいいし。
頭の中で妄想を膨らませる。どんな僕でもやっぱりキラキラしてる。
そんなことを考えていると、試験でも使った訓練用の剣が配られた。
我に返って幹部様の指示を聞く。すると、シャオロン近距離部隊隊長はちょっと悪い顔をしていた。
sha「まあ初日やしな。とりあえず今日はお前らの実力試してやるから……
お前ら全員かかって来いよ。」
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雨雫(プロフ) - りうさん» ありがとうございます！ (10月30日 23時) (
レス) id: f4a181cff8 (このIDを非表示/違反報告)
りう - も、すき (10月30日 22時) (レス) @page24 id: 8380e3b7c5 (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - NUTS Yさん» 閲覧ありがとうございます！マイペース更新にはなりますが、中途半端に終わらせることはないので気長に待っていただければ幸いです。 (8月18日 12時) (レス) id: 2da1944f1c (このIDを非表示/違反報告)
NUTS Y(プロフ) - 続きをお恵みください‼︎ (8月18日 3時) (レス) @page17 id: f725ce1dcf (このIDを非表示/違反報告)
雨雫(プロフ) - ぴとあさん» 閲覧ありがとうございます！楽しんでいただけてよかったです。 (8月17日 8時) (レス) id: 8d6b053574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨雫 | 作成日時：2023年8月2日 0時
