恋愛中毒

大丈夫かな ページ39

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あの日から1週間日経った
玲於くんはあれから学校にも来てなくて
あの日から一度も会ってない
明日はついに芽依さんが出発しちゃうっていうのに
玲於くんはなにしてるんだろう、大丈夫かな




学校が終わって
愛梨に連絡をしてお茶することになった




「久しぶりー！A」

「愛梨、苦しいよ」



会うなりギューって抱きしめられた
4人で初めて会ったあの日から
2人で遊ぶようになって
すっかり愛梨とは仲良くなった



「Aから誘われるの初めてだから嬉しかったよ」

「ちょっと愛梨に聞きたいことがあって」

「なになに？」

「玲於くんと会ってる？」

「ううん、ここ1週間ダンスも来てなくて。多分隼も会ってないと思うよ」

「そっか、玲於くんと連絡もつかなくて」

「多分、今は芽依さんのことで落ち込んでると思うからそっとしてあげた方がいいのかもね」

「…そうだよね」

「立ち直るのに少し時間はかかるかもしれないけど、立ち直ったらまた4人でパーっと遊びに行こ」

「うん！ありがと、愛梨」




そうだ、今はそっとしといてあげるのが1番だよね



「もお〜、急に呼び出すなよ〜」

「あれ？隼くん？」



いつの間にか愛梨が隼くんも呼んでたみたいで
合流して3人で遊ぶことになった



「よし、クレープ食べに行こーう！」

「え、愛梨まだ食べるの？」

「まだまだいけるよ！」



確かさっき大きいパフェとショートケーキ食べてたのに



「Aちゃん、愛梨の胃袋ブラックホールだから覚悟しといた方がいいよ」

「そうなんだ。笑」

「男の俺より食うからね」

「あの細い体の一体どこに入ってるんだろう」



「隼いま私の悪口言ってたでしょ！」

「言ってないよ」

「私に嘘つけると思ってんの？」

「あー痛い痛い、ごめんなひゃい」



愛梨にほっぺたつねられてる隼くん
ふたりのやりとりが面白くて笑ってしまった
こうやって笑ったの久しぶりかも
最近、悩み事が多かったから
2人がいてくれてよかった






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