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桃side
いつかの放課後、流星と2人で宿題に取り掛かかっている時ふと窓の外を見るとサッカーの練習をしているのが目に入った。その内の1人がゴールを決め弾けるような笑顔を見せる。すると、パチリとその人物と目が合った。その人は自分に向かってピースをするとまたサッカーの練習に戻っていった。
その瞬間、胸の鼓動が早くなってその人から目が離せなくなった。
次の日、なんとしてでもその人と話してみたいと思って
帰りのホームルームが終わると真っ先に校庭に向かった。
その日はバイトがあったけれど正直どうでもいい。遅刻の言い訳ぐらいどうにでもなる。
校庭に向かうとまだ昨日の彼は来ていないようだった。
5分くらいした後だろうか、
「あ！昨日の君！」
だなんて声が後ろから聞こえてきた。
まさかあっちから声を掛けてくるなんて思わずに、すぐには振り向けなかった。
「昨日の君やんな？」
そう言って俺の正面に来た彼。
「やっぱり！どうしたん？なんか用？」
彼に会いたい一心で何も考えずに来てしまったため、ここに来た理由を考えてこれば良かったと後悔せずにはいられなかった。
「あ、あの！連絡先教えて下さい！」
とにかく何か言わなければと思いそう口にした。
名前も知らないやつに急にこんなことを言われて引かれるかと思ったが、
「ええよ！俺、3年の�霤朕鰺機�はまちゃんでええから！」
なんて昨日のあの時みたいな笑顔で言うから途端に申し訳なさが込み上げてきた。
あー俺はバカだ。自分から先に名前も言わずに先輩に気を使わせて。
そこから校内ですれ違う時や、彼の部活がオフの時に一緒に遊んだりして他愛の無い話しをするような仲になった。
だけど最近前みたいに彼と話すことが出来なくなってしまった。
俺が一生かけても彼の隣にいるその存在にはなれないことは分かってる。
だけど想ってるだけはいいよね。
可愛い後輩でいるから。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
