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彼女の誕生日プレゼントを望と買いに行ったその日。トイレを借りるため望の家に寄った。
「おじゃまします」
部屋に入ると、真っ先に目に飛び込んできたのは机の上に置かれた1万円札と1枚の紙だった。
「トイレ、ここです」
「あ、おん。ありがとな」
なんや、あれ。どういうことや。よくドラマで見る、"これでご飯食べて"って言うやつか？俺のこの小さな脳みそじゃ何も分からなくて、頭の中でさっきの光景が何度もフラッシュバックする。
トイレから出ると、
「先輩。駅まで送って行きますよ」
と望が部屋の鍵を持って玄関まで行こうとした。
「ええよええよ。今日は俺が誘ったんやし、ここでええから」
「分かりました。それじゃあお言葉に甘えて」
「おう。じゃ、また学校でな！」
「はい」
玄関の扉を開けて出ようとすると、
「…はまちゃん！今日は楽しかったです。ありがとうございました」
「こちらこそ、プレゼント選び付き合ってくれてありがとな」
「はい…」
そう返事をする望の表情は少し寂しそうに見えた。
そんな顔せんといてや。お前にはいつも笑顔でいて欲しいのに。
その時、ふとさっきの1万円札が頭をよぎった。
もしかしてあれが原因とか？
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
