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望の身体が回復してから観覧車に乗ることにした。
「…はまちゃん」
「ん？」
望と目が合う。
目を逸らすことができない。吸い込まれそうなその眼差し。
「あ、もうすぐ頂上ですよ！」
「ほんまや！そういや望知ってるか？頂上に着いた時何かお願い事すると願いが叶うんやって」
「願い事か。はまちゃんは何かお願いするんですか？」
「そうやなー。あ！頂上や！望、お願い事するで！」
2人同時に目を瞑る。
けれど何故か望の様子が気になって薄く目を開けた。
今、望は何を願ってるんやろ。俺は望が笑顔で居てくれたらそれでええ。
お前にそんな寂しい顔なんかさせたくない。やからそんな顔せんといてや。
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「今日はありがとうございました」
「こちらこそありがとな！楽しかったか？」
「はい、」
そう言う望は何故か暗い顔をしていた。
「…はまちゃん。また一緒に遊園地行っても良いですか」
「ええよ！また行こうな！」
「はい」
2人で電車に乗り込む。
ちょうど席が空いていたので並んで座った。
暫くすると望が俺の肩に頭を預けてきた。
ふと、斜めに座るカップルを見ると俺たちと同じような格好をして寝ていた。
俺らって他人から見たらどう見えてるんやろ。やっぱ友達同士やろか。
そもそも男にこんな感情持つなんておかしいよな。
望が知ったらどう思うやろ。
望に嫌われたくないしこの関係を壊すつもりもない。一生この想いを胸にしまっておくつもりやから。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
