Another Story ページ34
紫side
新入部員が入ってきて早1ヶ月。
校庭から見える2階の教室。
2人の人物が向かい合わせで一緒に勉強しているのが目に入る。
彼らは週に2回程、放課後の教室で勉強しているようだった。
1人の人物に目がいく。
楽しそうに向かいの生徒と話しをしているみたいだ。
けれどその笑顔の奥にどこか寂しげな表情がある気がした。
プレー中。シュートをしたボールがゴールに入った時、ついいつもの癖であの教室がある方に顔を向けた。
すると、彼と目が合い思わずピースをしてしまった。
彼の目が見開かれる。
その瞬間時間が止まった気がした。
「�霤帖�集中しろ！」
「すみません！」
試合は続いているのでまたプレーに集中するしかなかった。
翌日の放課後。
彼が何故か校庭に来ていた。
「あ！昨日の君！」
だなんてあたかも昨日初めて見た人物かのように装った。
前から君を見てたなんて知ったら気持ち悪がられるだろうし。
すると、彼から突然連絡先を聞かれて驚いた。
だけど俺も彼と話してみたいと思っていたし丁度良かったのかもしれない。
「ええよ！俺、3年の�霤朕鰺機�はまちゃんでええから！」
そう言うと、驚いた顔をしたかと思ったら何故か照れくさそうに
「…1年の小瀧望です、！」
と言った。
その時、彼の色んな表情をもっと見てみたいと思った。
校庭から見えたあの寂しげな雰囲気は今も変わらずある様に思えたから。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
