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ブザーが鳴って試合が再開する。
流星が活躍する姿を自然と目で追っていた。
試合が終わった後、流星が何やら楽しそうに対戦相手の生徒と話しをしていた。
その様子に何故だか苛立ちに似た感情が押し寄せる。
そりゃ流星だって俺以外にも友達がいる事ぐらい知っている。なのになんでこんなにも知らない誰かにイライラしているのだろう。
いつも隣に居る筈の存在があんな楽しそうに別の誰かと話しているから？
流星が言った"好き"って言う言葉に甘えていたのかもしれない。
いつでも俺の側に居てくれるって勘違いしていたのかな。
もしかしたら今はもう別の人のことを好きになっている可能性だってあるし。
てかなんでこんなこと考えてるん。
俺ははまちゃんが好きやったやん。
でもなんで過去形になってるん。
あーもうなんで今日はこんなに流星のことばっか考えてるんや。
今の流星を見てると、この頭の中で渦巻いている言葉たちが溢れ出しそうでその場から離れる。
体育館の外に出るとさっきまでの空気とは一変して冷たい空気が俺の体を覆う。
寒さで凍え死にそうや。
だけど今は体育館の中に入りたくないし。
どうしたらいいんや。
すると、
「なんでこんな所にいるん。寒いやろ」
「…流星」
なんでいつもそうやって俺の所に現れるん。
今まで誰かと話してたやん。
「望？」
何も話さない俺を不思議に思ったのかそっぽを向いていた俺の顔を流星が覗き込む。
彼と目が合って、心臓がドクリと音を立てた。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
