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桃side
クリスマスイブ。
街は煌びやかなイルミネーションで彩られていた。
クリスマスだからと言って何か特別なことをする訳でもなく、かといって特別なメニューをご馳走する訳でもなく、家で1人いつものように過ごすだけ。
だけど今年は違った。
流星が一緒に出掛けようと言ってきたのだ。彼はいつもクリスマスイブは家族で決まった場所に行き、そこで1日過ごす筈なのに。
「ラーメンって…」
もくもくと煙が立ち上がる店内。
「いいやん。食べたかってん」
なんとも流星らしい答え。クリスマスっぽい料理食べれるかもってちょっとは期待していた俺がバカだった。
だけどそんな俺も今日はチャーハンを作って食べようと思ってたなんて言える訳がない。
「なんや。いらんのなら貰うぞ」
「食べる、から」
ラーメンだろうとなんだろうとほんとは誘ってくれて嬉しかった。
流星と食べるご飯ならなんでも美味しく感じる。
「ふうー、うまかったな。あ、肉まん食べようや」
「え？今食べたばっかやん」
店の外に出てすぐ、斜め前にあるあの旗を見てそう思ったのかコンビニへと歩き出した。
「肉まん2つ」
2つって流星の胃袋どうなってるんやと思った矢先、会計を済ませて外に出ると、
「ほい」
そう言って肉まん1つを渡された。
「はよ食べな冷めるで」
「ありがと、」
どうしたんや流星。今日はやけに優しいやん。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
