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後夜祭のキャンプファイヤー。
中庭の中心に積み上げられた薪に火がつけられる。
火が燃えているのを見ていると、はまちゃんが校舎の中に入っていく所を見かけた。
居ても立っても居られず彼を追いかける。
「あれ？」
彼を見失ってしまった。
諦めて中庭に引き返そうとしたとき、階段の踊り場であの彼女が彼の首に両腕を巻き付けて貪るようなキスをしていた。
まるでこの世界に自分たちしかいないみたいに。
その衝撃に心臓を抉られたような痛みが走る。
早くこの場からいなくなりたいのに体が言う事を聞かない。
目の前が炎のように真っ赤に染まる。
こんな俺なんか燃えて灰になってしまえばいい。
「見るな」
後ろから聞き慣れた声がした。
俺の両目を右手で塞いだと同時に左手を体に回す。
「流星…」
流星が俺を振り向かせ俺の後頭部に添えられた手が流星の右肩に誘導される。
彼の匂いが胸一杯に広がった。
どんなに想っていてもこの想いが叶うことはないって分かってた。分かっているのにこれ以上を求めてしまう。
「ねえ流星」
俺を殺してや。
そしたら一生こんな想いをすることはないのだから。
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くりーむぱん(プロフ) - コメントありがとうございます。そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張れます！これからの展開も楽しみにしていて下さい！ (12月17日 22時) (
レス) id: 08c03e6a05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いつも更新楽しみにしています。青くんいい男過ぎませんか〜😭常に桃ちゃんファースト…クリスマスデートが良すぎてハートが押し足りません😭💕 (12月16日 23時) (レス) @page27 id: dbffc8a4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりーむぱん | 作成日時：2023年11月19日 16時
