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かごめ>この私も、何年後なのか。何時間後なのか。何分後なのか。何秒後なのか・・・いつ死ぬかわからない。おまけに、歴代巫女の中でも霊力が強いから。生肝を狙われることもあるしね、妖怪に。消される前に消せって、命そのものを狙われることもあったし。
鬼太郎>・・・・・。
かごめ>心配しなくても、厄介なのが出てきたらこの街からは出て行くわ。それで解決するのなら、私が出て行く。
目玉>じゃが、自分が生まれ育った街じゃろう?愛着もあるはず・・・それに、まなちゃんもおる。友達じゃろう?
かごめ>言ったでしょう?記憶消去は私がいなくなる時だけでいいって。出て行くにしても、死ぬにしても、まなの記憶は消すわ。だから、あまり人とも関わらないようにしてきたし。
鬼太郎>死ぬことが怖くないのか?
かごめ>別に。それに、私が死んで解決するのなら、それでもいいと思ってるくらいだし。
鬼太郎>人間は皆、死を恐れる。妖怪だって例外じゃない。死が恐くないなんて嘘だ。
かごめ>・・・・・どうかしらね。
そう言ったかごめは鬼太郎を追い抜き、今度は彼の前を歩く
鬼太郎>・・・・・。
かごめ>ところで。
鬼太郎>?
足を止めたかごめに合わせ、鬼太郎もその場で止まる
クルリと振り返ると、彼女の栗色の長い髪がなびく
かごめ>また妖怪某さんの封印が解けたみたいだけど?
鬼太郎>え?
目玉>ここじゃな。
鬼太郎>!
昼間に交わした、かごめとの会話内容を思い返していた鬼太郎
夜の暗闇には慣れていることもあり、考え事をしながら歩いていた
目的地に辿り着いていることにも気付かなかった
鬼太郎>ビビビプロモーション?もしかしてあいつが・・・。
ねずみ男>あらぁ?そこにいるのは鬼太郎ちゃんじゃない。景気どう?
白い高級車から降りてきた男は、鬼太郎も目玉おやじもよく知っている人物だった
ねずみ男>相変わらず毎日同じ服を着てるのねぇ。
鬼太郎>やっぱりお前の会社だったのか。
ねずみ男>友達の成功をやっかんじゃいけないわよ。
鬼太郎>そんなこと言って・・・知らないぞ。
ねずみ男>知らないって言われてもねぇ。
カタンッ
ねずみ男>ん?
音がしたのは、車の屋根
顔を向けると、そこにいたのはねこ娘だった
ねこ娘>アンタ、また悪さして。
ねずみ男>ぎゃあ!?ねこ娘!
猫とネズミだからか
はたまたこれまで散々な目に遭ったのか
声を低くして見下ろしてくるねこ娘に、ねずみ男はただ恐怖した
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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サヤノ - こんにちは、初めまして…新シリーズ鬼太郎を毎週見ています、サヤノと申します、ミサカさん、巫女の宮代さんはある事情で呪いを解くゆえに妖怪退治をしていましたね…それから私はたくさんの妖怪をしっかりと存じております。 (2018年5月17日 16時) (レス) id: cb9756c96f (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 現在アニメで新シリーズ放送見ています。鬼太郎の声優さん良かったですね。鬼太郎今回はクール (2018年4月23日 21時) (レス) id: bb8a588750 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミサカ美琴 | 作成日時:2018年4月17日 15時