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ｰｰｰｰ…明日は締め切りですので
必ず午前までにショートのやつ、
僕との共有フォルダに入れといて下さい。
(うっさいわ、口を開けば締め切り締め切り！)
だいぶ派手に置いたビール缶。
既に三本空けていて、目の前のパソコンの文章は全く書けていない。
書いても書いてもすっかすか、プロ根性の欠片さえも感じない。
私だってこの小説家世界には9年いる。
会社の倒産から仕方なく友達の出版社所属の小説家になったはいいが、いろんな分野を書いては出していた。
携帯小説から堅苦しい文庫本まで。
それでも売れなくて
ぼちぼちカラオケのバイトもしてるけど
三十路過ぎてて足下ぐらぐら。
是は痛すぎる。
かといって男運もついてないし、
幼い頃の夢見てた理想とはかけ離れすぎ。
A｢あー、もー、全然駄目やー｣
頭ぐしゃぐしゃ掻きながら半べそかいて、パソコンのキーを叩く。
酔っているのか誤字脱字多すぎる。
しかも今回のテーマが鬼畜すぎる。
(秋の空、秋の私。…意味わかんねーよ！)
読者も年齢層高いってのに
上品な恋もしたことないよ。
また泣けてきたと
グーグー鳴る腹を押さえた。
私は徐に顔を上げて散らかった部屋の片隅にある、スーパーの袋を見た。
そういえば、くそ高いレトルトカレーを買っていたコトを思い出した。
ヘンな説明、ヘンな価格設定。
(興味本位で買ったけど…)
ぐーぐー
けたたましいほどの腹の音。
ぐっと噛み締め、狭すぎる浴槽にお湯を溜めてそっとパウチごと入れた。
(てか、こんなんで温まるん…
斬新すぎて頭が追いついてないわ)
お腹はすいたは良いが
本当にあたたまるのか不安になる。
ご飯を平たいお皿によそって
ローテーブルに置いた。
(…虚し)
私は顔を伏せた。
何だかいろいろ疲れて
でも泣きつく相手も居ないから
せめて寝て夢でも見たいけど
夢も見れない。
(締め切り…締め切り…締め切り………)
心で唱えながら一眠り。
……。
(って場合じゃ無い！！)
顔を上げた瞬間、浴槽から
ばしゃん、と床にたたきつけられた水の音がした。
……。
(部屋って私だけの筈では……)
恐る恐る浴槽に向かうと
そこには真っ裸の男がいた。
｢ここくそ狭｣
不機嫌な顔が私を睨む。
A｢げ、げ、｣
冬の日付が変わる時間に差し掛かるとき。
人生最大のおかしなことが起きた。
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*-eni-*(プロフ) - (´□`)あーんって口開けちゃったじゃない！(笑) (2018年5月31日 21時) (
レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
0パ→セント(プロフ) - *-eni-*さん» *-eni-*様#返信遅れてすまんよー。。お風呂場に生和也…、鼻血ものですな！！！ (2018年2月10日 14時) (レス) id: 6ee401e2fb (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - ちょいちょいーー！そっと新しいの始まってたーー！お風呂場に！？和くん！？(〃▽〃)え？10000？買う買う(笑)←オイ(笑) (2017年12月23日 0時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：０パ→セント | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/eggandrice1/
作成日時：2017年12月22日 13時
