7.5話「少年と赤ちゃん」 ページ15
???視点
ぽつりぽつりと雨が降り、周りの人は傘をさす。
俺は、傘を持っていなかったから小走りで街をゆく
あの人め…!今日は晴れると噓を付きやがって…!許さないからな!
しかも彼奴も雨降ると知っていたはず…。2人揃って俺を騙しやがって!
「……ぎゃぁあ……おぎゃぁあ………」
「…!?赤ちゃんのこえ…?」
今確かに赤ちゃんの声が聞こえた。俺は耳がとてもいい。遠い所でも耳に入る
…あっちか?
俺はしばらくまた赤ちゃんの声がしないか耳を澄ました。
「おぎゃぁあ…おぎゃぁあ」
声が近くなる。そう遠くないはず。
俺はその声がする方向に前より早く走った。
路地裏に赤ん坊が段ボールの中で寝ていた。
赤ん坊の髪の毛は赤く、綺麗だった。
「お前は…捨てられたのか?それとも…置いてかれたのか?」
「ふぎゃぁあああ!!ぎゃぁあ!!」
俺はそっと赤ん坊を抱いた。雨だというのに赤ん坊の体は暖かかった。
赤ん坊を抱きかかえると1通の紙が地面に落ちた
「…?なんだこれ」
『どうかこの子を拾ってあげてください。名前は「××A」です。私たちでは育てられないのです。どうか。どうか…』
苗字のところはかすれていて見えなかった。
A…。この赤ん坊はいい名前を持ったな。
「…お前。しょうがない。俺が預かってやる。そしてお前を立派に育て上げる。
まだ俺は5歳…だが、お前の親代わりになってやる。A」
赤ん坊はすると泣くのをやめ、俺の顔を見た。
…いい目を持ってる。蒼い目だ。
「へへッいいか?俺の名前は『井坂一歩』っていうんだぜ?カッコイイだろ?」
赤ん坊はにぱぁっと笑い。「いぃい」っと喋った。
―――――――――――――――――
オリジナルキャラ
井坂一歩【いざか かずと】
性別:男
赤ん坊を拾い、赤ん坊を育てると決断をした。親に産まれたすぐに捨てられ、ある人に拾われた。
出身地は山梨か静岡県。(拾われたところが山梨県であるため)
まだまだ未熟。
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ソルトン@カレー殿下(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2017年11月21日 19時) (レス) id: b84945081e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^キャラ崩壊、最高でした^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 8c0a96a096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソルトン@カレー殿下 | 作成日時:2017年11月14日 21時