君についた嘘、君に注ぐ愛Ⅲ【フェイタン】 (ページ4)

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Story87 ページ4

ウボォーギンside

『コンコン』

ｳﾎﾞ「入って良いぜ」

久し振りに旅団員全員が集まった仕事が終わり、一段落。

昼間からなのは承知の上、ノブナガ,フィンクスと酒盛りをしようとしていた。

A「今は忙しかった？」

ﾌｨ「いやぁ、大丈夫だぜ」

そう答えるのはフィンクス。
続けてノブナガも、

ﾉﾌﾞ「今から酒盛りをしようと思ってな

お近づきの印にこれやるよ」

A「これは？」

ノブナガが渡したのはジャポン産の酒だった。
ノブナガ曰く、『十四代』と言う芳醇旨口の代表的な酒らしい。

ｳﾎﾞ「ノブナガが勧めるジャポンの酒だぜ

トロっと甘いコク！って感じだな

とにかく旨いぜぇ」

A「有り難く貰ってくね」

そう言って部屋を出て行った。

マチside

『コンコン』

気配からしてAかな？

マチは旅団員の中でも気配を探るのに優れており、それは団員全員が認める程のものである。

ﾏﾁ「入って良いよ」

髪型が変わっている。
あの憎たらしいヒソカがプレゼントしたシュシュでもAがつけると可愛く見える。

そして手には何故か酒…？

ﾏﾁ「A何か欲しい服とかある？

Aの為なら金は取らないよ」

A「良いの？」

あたしは当たり前だと頷く。

A「この服と似たようなものが欲しいかな」

Aが着ているのは黒のゴスロリ服。
それを快く受け、これからは自分が作った服を沢山着せて可愛くしてあげようと心に誓った。