∞A cup of coffee∞《青》Part3 (ページ10)

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ばちーんってものすごい音がして。

『あーあ、大丈夫？』

村「大丈夫やあらへんわ、めっちゃ痛いのお…」

『自動ドア壊さんでよ？笑』

ちょうど引っ越しのトラックもついて、管理人さんに挨拶して自動ドアを開けてもらう。

大きいものが次々に運ばれてきて、置く場所を指示したり、村上さんにはダンボール運んでもらったり。

私の荷物の搬入が終わったら今度は章大のトラックが来て、ダンボール箱が運ばれてくる。

安「A！速かったなあ」

『お疲れさま！案外すぐ終わっちゃって…中身片付けよっか』

横「どこ手伝う？食器とか入れよか？」

『お願いします！』

私と章大は服をメインに片付けていく。
ウォークインクローゼット用に買ったハンガー足りるかな？ってくらい、章大の服は多い。

安「これでも減らした方やで？」

って言うけど。

安「あれ、指輪は？」

『あ、傷ついたら嫌やから外してカバンに入れてるよ』

その言葉を聞いて安心したんか、にっこり笑って頭をポンポンしてくれる。

荷物をある程度しまってから、キッチンの様子を見に行くとお店のディスプレイみたいに食器が並べられてた。

『すごい！さすがプロやね』

村「まあ、日頃こういう仕事してたら自然とな？」

『二人にお願いしてよかった！ほんまにありがとう♪』

横「お、おう…」

村「なんでお前が顔赤くしてんねん！」笑

横「自動ドアに突っ込んでいったやつに言われたないわ…」

社長と社員の仲やって聞いてたけど、友だちみたいに仲がよかった。

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