∞A cup of coffee∞《青》Part3 (ページ45)

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もりちゃんを無事保護してからは、警察の人に色々話を聞かれて、みんなでマルちゃんの家でご飯を食べて解散した。

安「Aも頑張ったな」

『私は全然…もりちゃん、無事で良かったね♪』

安「Aもあんまり一人で出歩いたらあかんで？この前も怖い目にあってんねんから」

『んー、努力します』

怖い目にあったけど、私はそこまで引きずってへん。

安「せや、夏の間にAのご両親に挨拶に行きたいんやけど…」

『どうして？』

安「ちゃんとご挨拶せな、結婚の準備も進められへんやろ？」

『そっか、そしたら私もしっかりご挨拶に行かなきゃやね』

ちょっと緊張するなあ…
ボソッと言ったつもりやったけど。

安「大丈夫やって！俺の親そんな怖ないし」笑

章大の笑顔は安心する。
でも、実際、連れてきた女の子の両親はおりません、片耳は聞こえませんってどうなんやろ。
　

安「…まだ何か不安？」

『何で？』

安「もぉーっ！全部顔にでとんねん！不安なことみんな言ってみ？ちゃんと受け止めたるから」

『んー、、』

隠してても仕方ないし、さっき思ったことを全部章大にぶつける。

安「せやなぁ…俺の親がなんて言うかは会ってみんとわからへんけど、、そんなんで結婚反対されへん。それだけは分かるで？やってな？」

安「Aはめっちゃ素敵な人やから…って、泣かんといてって！」

自分から聞いたこととはいえ、章大からの嬉しい一言に思わず涙がこぼれた。

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