129 ページ39
*
『会社出るの？』
紬「そうそう、休憩だし出ても大丈夫だよね？」
『それは大丈夫やけど…あっ』
会社を出てすぐのとこにいたのは章大。
紬「それじゃ、ごゆっくり」
誘っおいて紬ちゃんはまた社内に戻っていって。
安「お昼、一緒に食べれんかなって思ってここまで来たんやけど…ここの社員やないし、受付のお姉さんになんて言おうか悩んでたら、紬ちゃんが来て」
声かけてもらったんやって。
『章大のお店は平気？』
安「おん、お昼のときはいつも閉めてるし平気やで？何食べようか」
『あっ、ならそこのケバブ食べたい』
お昼の時間だけやってくるワゴン販売の車。
いつか食べてみようと思ってたんのを思い出す。
安「ええよ、ちょっと待ってて？」
章大が２つ買って戻ってくる間、飲み物を自販機で２つ買って。
少し歩いたところにある、ベンチが置いてあるだけの公園に来た。
安「午前中はどうやった？何もない？」
『うん、事務作業やったり、コーヒー作ったり』
安「せやんな…あの男はおらんの？」
『そうや、懲戒免職になったって大倉さんが教えてくれた』
安「なら、会社内は安心やな？いや、そうもないか…」
『大丈夫。不安やったけど、今章大の顔見れたから午後も頑張れそうやわ』
安「…めっちゃかわええこと言うやん」
『そう？』
安「俺も午後頑張れそうやわー♪帰り、迎えに来るから、連絡があるまで建物におってな？」
休憩後も会社まで送ってもらって、またあとで、と別れた。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 270人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：morimori | 作成日時：2017年1月3日 18時
