検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:48,449 hit

124 ページ34

*

男「谷口さん?」


振り返ったら例の、男の人。


男「最近、僕以外の男の人と仲がいいみたいだね?」


何言ってはるのこの人…


男「毎日毎日、あんなに話してたのに、すーぐ乗り換えちゃうんだね?」


会話したらあかん。
早く家に帰ろ。

そう思ってもなかなか足が動かなくて、ついに腕を捕まれた。


男「家に帰るの?それなら僕も入れてよ?いつも近くまで行ってるのに、あそこセキュリティ高くてさ?」


毎日付けてきてたん?

見られてる感じ、この人やったんか


男「それか、僕の家においでよ。それなら問題な…」


安「離せ」


男の人が急に黙ったと思ったら、聞き慣れた愛しい人の声。


そこで力を抜いたんが良くなかった。

思いっきり引き寄せられて、男の人に後ろから抱きしめられる形になる。


男「見ての通り谷口さんが選んだのは僕の方」


嫌や、、離して、、、


安「あんなあ、、そんな強引に自分のとこにいさせても意味ないやろ」


章大は落ち着いてるけど、ものすごく低い声で相手を威嚇してるのがわかる


その時やった。
背中に冷たい感覚が走った。


男「動いたら、どうなるかわかるよね?」


更にぼそっと囁かれて、背中に当たる冷たいものが何かよう分かった。


どうにかして章大に伝えたい。


私はそっと、買い物袋を持っていない方の手を動かした。





.

125→←123



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
270人がお気に入り
設定タグ:関ジャニ∞ , 安田章大
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:morimori | 作成日時:2017年1月3日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。