∞A cup of coffee∞《青》Part3 (ページ31)

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サナ「へぇ！それで旅館帰ってくるとに、渋谷さんと村上さんも一緒だったんだね」

紬「てっきり四人で出かけたんだと思った」
　

旅館に戻って、みんなで夜ご飯を食べたあと部屋でガールズトーク。

『今頃もりちゃん楽しんでるんやろか』

サナ「そうだね、高校の同級生、なかなか会えないだろうし」

紬「そうだ、丸山さん、もりちゃんのこと迎えに行くらしいよ♪」

『そうなん！？ほんなら今日帰ってくるからわからへんね』

サナ「ちょっと、それでほんとに帰ってこなかったらどうする？」笑

そんな話をしながら、いつの間にか寝てもうて。

もりちゃんに会えたのは旅館の食堂。

森「昨日、ケンちゃんも帰りが一緒だったから、実家の方にタクシーが回ってね？遅かったから、今からみんなの部屋に戻るのもなぁってそのまま実家に泊まっちゃった」

紬「そうだったのかぁ。起きて待ってたのに♪」

森「うそ！？ごめんね？」

サナ「大丈夫、なんだかんだ、日付変わる前にはみんな寝てたから」

『なら、最後電気消してくれたのサナちゃんなん？』

サナ「うん、一人、また一人と寝落ちしていく様子を見届けてから電子消した」

森「そこだけ聞くとホラーなんだけど！」笑

部屋に戻ってからもみんなでおしゃべりしながら荷造りしてたら結局チェックアウト時間ギリギリになってもうた。

もりちゃんのお兄さんが空港まで送ってくれて。

帰りの飛行機はみんな疲れてたのかめっちゃ静かやった。

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