登校 ページ4
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『ふぁーあ…ねっむ、さっむ』
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家から近い距離のある学校へ向かってるなう。
マフラーに口元を埋め、ブレザーのポケットに手を突っ込み、欠伸を漏らしながら歩く。
私が歩く中、友達と楽しく話しながら登校する人や、颯爽と自転車で登校する人達。
おはよー、うーっす等 元気に挨拶する姿を見ると、若者元気だなぁーと思うわ。
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代永「もーっ、Aちゃんも若者でしょー？」
木村「ねっむ。さっむ。とか、色気無さすぎ。」
江口「わぁー、女子高生とか久々に見たー。可愛いなぁ、やっぱブレザーに萌え袖最高だわ！」
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何か要らん荷物が3つほど付いてきてるけど
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『ねぇ、何でいんの。何で付いてくんの。30字以内で答えなさい』
「「「お前(Aちゃん)のキューピッドだから」」」
『いやガチレスかよ』
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と言うことで。
彼らも一応仕事をしに来てるという事です。
私の一歩後ろで歩く3人は、周りの人から見えてないし、彼らの声も聞こえてないのです。
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「…おりゃっ」
『ゔぁっ！冷たっ…て、またのぶか…』
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背後からキンキンに冷えた掌をほっぺに押し付けられて 色気もクソもない声が出ちゃったよ。
振り返ると、悪戯っぽく口元をニヤケさせるクラスメイトの岡本信彦の姿。
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岡本「あー、Aちゃんの反応面白い！」
『はいはい、てか 髪明るくなったじゃん。染めた？』
岡本「そそ！茶髪にしたくて染めちゃったー」
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そう言って自分の髪を摘むのぶを他所に、背後からひそひそ話が聞こえてくる。
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木村「え、何？コイツの好きな人って、この男？」
代永「いやぁ、資料見たけどこんなに可愛い感じの子じゃなかった気が…」
江口「ていうか、Aちゃんより女子力高そうですよね〜」
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最後のセリフが聞こえてきた瞬間、振り向いて江口さんの脛を蹴ってやった。
いっだぁぁ！としゃがんで悶える江口さんと、周りから見たら空気を蹴っているようにしか見えない私に「え、Aちゃん？」とはてなマークなのぶ、その様子に爆笑する木村さんと代永さんを他所に 学校へ向かった。
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ゆー - 更新楽しみです！続き気になります！ (2019年9月30日 2時) (
レス) id: 15079efe70 (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - とても面白かったです！！！ 更新頑張ってください！！ (2019年2月19日 18時) (レス) id: 399ad92cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬーさん | 作成日時：2019年1月12日 1時
