仲良し家族のお兄ちゃんはお医者さん！5 (ページ32)

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初めての保育園(三つ子)5 ページ32

翔side
翔「和、潤、A。」
説明会が終わって俺たちが教室に行くと、響いている子供たちの泣く声。
その中でもひときわ大きい潤の鳴き声。(苦笑)
翔「すみません。」
先生「いえ、最初はみんなこんな感じですよ。(笑)」
頭を下げる俺に笑顔を返してくれる先生。
先生「明日から慣らし保育なので、お昼まででお迎えお願いします。」
翔「わかりました。」
3人で先生たちに頭を下げて保育園を出た。
先行きすごい不安なんだけど。
．
次の日から半日の慣らし保育が始まった。
潤「ぎゃぁぁーーー！！」
和「うわぁぁーーーん！」
毎朝離れるときも、迎えにお昼行っても泣いているのは変わらない。
Aだけが落ち着いていてあんまり泣いている姿を見なかった。
それはそれで、逆に心配になるんだけどね。
．
保育園では泣かないAだけど、このころから夜泣きが増えた。
A「ふぇーん・・ヒック…」
それも小さい声でぽろぽろ涙を流す感じで泣くんだよ。
無理させてるんじゃないかって何回悩んだことか。(苦笑)
それでも1か月が経つ頃には3人とも落ち着いた生活を送れるようになってきたんだ。