仲良し家族のお兄ちゃんはお医者さん！5 (ページ26)

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胃腸炎(雅樹)4 ページ26

翔side
予想通り、夜になって下痢が始まった雅紀。
俺は雅紀の部屋で一緒に寝てるんだけど、
さっきから部屋とトイレを何往復もしている。
雅紀もさすがにぐったりしてきた。
そろそろルート増やしたほうがいいな。
智「翔？代わるよ。」
ドクターズバッグからいろいろ取り出していると、智にぃが入ってきた。
智「あ、増やすの？」
翔「うん、下痢ひどいから。
嘔吐は落ち着いてきてるけど。
智にぃやる？」
智「いやいや、翔やってよ。僕そんなに針刺しうまくないから。」
そうかなぁ、智にぃもかなりの腕だと思うけど。
翔「まぁいいけどさー、サポートよろしく。」
智「もちろん。
まさーしんどいねー。
翔が水分足りなくならないようにしてくれるからちょっと頑張ろうか。」
雅「んんう…」
翔「よいしょ、ちょっと痛いぞー。」
雅「んん・・・たい…」
翔「痛かった？ごめんなー。(撫)
これで脱水は大丈夫そう。」
雅「・・・と、れ､､､」
智「ん？トイレ行く？」
雅「ん。」
翔「よし行こうか。ここ乗っていいよ。」
ぐったりしている雅紀を背中に乗せて、トイレまで送り届けた。