仲良し家族のお兄ちゃんはお医者さん！5 (ページ25)

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胃腸炎(雅紀)3 ページ25

智side
翔と2人で雅紀を連れて家に帰って来た。
診断結果はウイルス性胃腸炎。
腹痛も出てきて、下痢になるのも時間の問題かなー。
智「ただいまー。」
和「おかえりー。
あれ？雅にぃ大丈夫？」
潤「おかえり。顔色悪いね。」
先に帰っていた和と潤が心配そうな顔で雅紀を見ている。
智「数日はしんどいだろうねー。
吐いてるし下痢も時間の問題かなぁ。」
A「胃腸炎？」
智「そう、胃腸炎。」
三つ子たちは医療にすごく興味があるみたいで、いろんなことをよく知っている。
まぁ、体調崩すことが多いうちの家族は、いろいろと学ぶ機会も多いって言うのもあるだろうけど。
純粋に医療に興味を持って、自分たちなりに調べたりもしてるみたい。
翔「雅紀、2階行く？ソファ？」
雅「・・・ソファ…」
翔「ん、じゃぁ横になろうか。」
潤「絶食だよね？
吐き気あるならどっちみち食べれないか。」
智「そうだね、水分も摂れてない。
3人も移らないように気を付けてよ。」
雅「んん・・・うぅー。」
翔「しんどいなー、吐きそう？」
雅「ん・・・うっ、おぇぇ。」
和「うわぁ、これはしんどいね。
輸液足りる？」
翔「下痢始まったらもう1本ルート取らないと無理だろうね。」
潤「・・・はいタオル。
熱もあるんだっけ？」
智「37.8℃。
でも今は熱より嘔吐と腹痛が辛いと思うよ。」
翔がタオルで雅紀の顔を拭いてあげている。
今晩は下痢との戦いになりそうだなー。