仲良し家族のお兄ちゃんはお医者さん！5 (ページ17)

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無理は禁物(潤)1 ページ17

☆(高校2年生)
翔side
翔「潤どこ行った？」
夕食を食べた後、いつもならキッチンで後片付けをしてくれている潤がいつのまにかいない。
いや別に後片付けをやってほしいわけじゃない。
むしろ、いつも潤に任せっきりだから、全然やるし。
そういうことじゃなくて、飯を食ってすぐいなくなるのが変だってこと。
高校生になった潤は、今まで以上に料理をするようになった。
きっかけはAが中2の時の事件後食べることが怖い時期があったから。
俺が美味しいの作ってあげたいってやり始めたんだ。
まぁ、料理自体昔から好きだったんだけど、最近は夕食はほぼ毎日のように作ってくれている。
俺たちがやるよって言っても、好きだからいいよって楽しそうだから任せてるんだ。
和「そういえば俺が帰って来た時部屋で寝てたよ。」
智「それって体調崩してるってこと？」
和「どうだろう。最近部活忙しそうだから疲れたんじゃない？
俺今日遅かったから何も聞けてないんだけど。」
翔「Aは何か知ってる？」
A「うーん、わかんない。私も今日遅かったから。」
翔「そっか。
ちょっと俺診てくる。」
潤は自分から、体調が悪いって言ってくれないところがある。
そこは、三つ子共通なんだけど。
隠すのがうまいから潤の体調不良には三つ子がいつも気づいてくれるんだ。