生理痛(妹)4 ページ4
翔side
Aのことが気になりながらも待つこと数十分。
斗真に抱きかかえられたAがセンターに入ってきた。
翔「斗真、どんな状態？」
Aをストレッチャーに乗せながら聴く。
だいぶ顔色悪いな。
斗「吐き気はまだ続いてるみたい。吐いてはないけど。
体温も血圧も低めだし、脈もちょっと弱い。」
モニターに繋ぐと斗真の言う通り。
元々血圧は低めのAだけど、いつもに増して低いなぁ。
翔「呼吸ちょっと浅いな。酸素付けようか。」
風「Aちゃんどうしたんですか？顔色悪いですね。
脱水も起こしかけてるかな。」
他の救急対応が落ち着いて、風磨が隣に来た。
斗「おそらく生理の影響だと思う。
輸液入れたほうがいいかな。」
翔「そうだな。風磨、輸液準備してくれる？
あと智にぃと雅紀にも連絡入れて？」
風「わかりました。」
A「んんー､､､」
翔「Aどうした？気持ち悪いか？」
斗「吐きそうだったら出していいからね。」
ガーグルベースを差し出して、Aの背中をさする斗真。
大きく背中が波打った。
吐くと思ったんだけど・・・やっぱりだめか。
ぐっと飲み込んでしまう。
翔「A、我慢しなくていいんだよ？」
そっと頭を撫でて目に溜まった涙を拭ってやる。
Aはこみ上げてくるものを無理に我慢する癖があるからなぁ。
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ナナハ(プロフ) - ナマケモノさん» ありがとうございます。すごく励みになります。これからもよろしくお願いします。 (2021年6月27日 0時) (
レス) id: e700f054fe (このIDを非表示/違反報告)
ナマケモノ(プロフ) - この小説面白いです！お兄ちゃんと妹の設定好きなので嬉しい！これからも応援してます！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: 35413f7608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナハ
| 作成日時：2021年6月15日 17時
